稽古場を観劇する/第一回目10月23日(日)
渋革まろんの『稽古場を観劇する』 *10月23日(日)19:00~22:00 *稽古場:アゴラ劇場 5階
『稽古場を観劇する』①
■演劇人なら誰でも知ってる稽古場の不思議
渋革まろんです。普段は〈トマソンの祀り〉という企画のコンセプターとして活動しているのですが、ハチス企画では「エディター(編集)」なる肩書きで関わります。
劇場は作品が上演される場所で、観客は劇場に作品を見に来ます。 ところが、観客が稽古場に作品(以前)を見に来ることは、なかなかありません。・・・アタリマエのようですが。
しかしそれはなかなかに、もったいないこと、のようにも思います。
あまり表に出ることはありませんが、演劇人なら誰でも知っていることがあります。
稽古場で何度も繰り返される試行錯誤を〈見る〉ことは、劇場で作品を見る以上にある意味で面白い体験であることを。
そう考えると・・・
稽古場では、稽古場独自の〈稽古場〉なる作品が上演されているようにも思えます。
この〈稽古場−ハチス企画より〉と名付け得る作品は、一体どのように展開されているのでしょうか?
僕はたまたま、稽古場の客席に座る権利を持つ〈半分参加者〉のプレミアムチケットを手に入れました(笑)。そうした〈半分参加者〉の視点でもって、訪問した際に稽古場で観察された〈稽古場〉作品について、簡単にレポートしてみたいと思います。
続く・・・。