朗読会(お試し版)を終えて

ひっそりとお知らせしていた、勇魚み朗読会お試し版、無事に終了しました。 見に来てくださった方々、またカフェ イココチのオーナー藏下さんご夫婦に感謝申し上げます。 この朗読会を経て、いろんなことを試しました。 ・朗読とは果たして面白いのか。 ・俳優といかに付き合っていくか、それを上演のテーマ、根幹にも組み込むこと。 ・あらゆるタイプの作品を読み、それぞれに適した時間を探る。 それぞれぼんやりと解答が出ましたが、これは一番大事だと思ったことは、一緒に上演した俳優が今回やったもの以外にも無数の可能性があることを感じた、と言ってくれたことです。これは今まで自分が作品を上演してきて、あまりなかったことだと思います。 「成長」はもしかするとさせたかもしれませんが、その上演の場をもう一度踏みたいかどうか明言されたことはありません。 私がどうとかではなく、「朗読」という場に人が集まるきっかけになった瞬間を感じ、これは何物にも代えがたいなと思いました。その場は自然と成長したり改善していく可能性を含んでいるからです。 ある人が本に思いを馳せながら声に出し、それを聞いた人がその声をきっかけにして静かに想像増やしていく夜はなかなか特別なものでした。 またやる機会を作りたいと思います。 蜂巣もも

勇魚み朗読会 お試し版

今年の1月のハチス企画『木に花咲く』上演から、俳優との作業についてもう一度根っこ部分の土台をきちんと考えたいと思い、朗読会を行うことにしました。お試し版。 今回の俳優さんは初めてご一緒する人たちです。 稽古の進め方から、一つ一つに対して慎重にやっています。自由に格闘出来るような枠を出してみて、俳優から出てくるものを見続けること。単純なことですが、今まですっ飛ばしていたことです。それを丁寧に重ねる。 私は前回の公演を通してなにが演劇なのか、なにから演劇が始まるのか、よく分からなくなりました。俳優と何が必要か対話をしても、私自身はどうやら全く違う方向、遠く離れた所を向いて目が離せなくなっていて、全く距離が縮まらない。演出家という役割に振り回されている。このままの形で制作し続けると完全に終わります。 今回の朗読会では ・お客さんと緊張関係を作るもの ・はたまた、柔らかなリズムを与えて、ほぐしていくもの ・信頼関係を結ぶもの この3つから相応しいと思うものを読んでもらう場になります。 今日も稽古ですが、俳優の横田くんと岩井さんの本に向き合うあり方が全く違うことに毎回驚きます。距離を保って遠くから経過を観察している姿と、受け皿になって柔らかく変容していく姿。 どちらが良いとかはないけれど、同じ朗読という場まで進みます。 朗読とは本に寄り添う。本の中の海原を進み、潮の流れや生き物に出会うこと。 ひとまず挑戦です。

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