『ハッピーな日々』公演情報
2019年1月アトリエ春風舎にて、青年団内の若手自主企画として公演いたします。
今回扱うのはサミュエル・ベケットの『ハッピーな日々』。
翻訳は今年10月に出版されたばかりの新訳を使用します。ぜひ足をお運びください!
2019年1月18日[金] - 1月27日[日]
青年団若手自主企画vol.77 ハチス企画 ハッピーな日々
作:サミュエル・ベケット 翻訳:長島 確 演出:蜂巣もも
この物語に登場するウィニーは、50歳くらいの女。隣にいるウィリーは60歳くらい。だまし絵のような焼けた荒野のなかで、彼女は一幕目腰まで地面に埋まり、二幕目は首まで埋まって、”ハッピーな日”を今日も始める。
20年後、私がウィニーの年齢になった未来を作ってみようと思う。漠然と年を取って、いつかは死ぬものだと思っていた。早く死にたいと思ったりもする。
でも、具体的に生きるとすれば。 素敵なお家に住みたい。一人じゃ嫌。穏やかだけど人生のいろはを掴む落ち着きよう。適度に痩せてて、シミはほとんどない。植物や動物を愛して、愛されていたい。 性は、金は、ファッションはどうするか。
この戯曲は未来を考えることを促す。こんなことは今まで演出だけをしてきて、初めてだ。 でもベケットの仕込む異化効果は考えるネタをいくらでも与えてくれる。 だから戸惑いながらも「未来」について良いも悪いもぶち込むので、見ていただく方々には如何様にでも笑っていただきたいと思う。
蜂巣もも
出演 岩井由紀子(青年団/グループ・野原) 亀山浩史(うさぎストライプ)
スタッフ 美術・宣伝美術:渡邊織音(グループ・野原) 照明:伊藤侑貴 ドラマトゥルク:前原拓也 制作:金澤昭(青年団) 美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 絵︰中山開「風景画を売って、ナノパフプルオーバーを買いたい ただ、あまり物欲ばかりになると品がないので、花などを描こうと思いました。そのくせキャプリーン1ボクサーブリーフも欲しい、二枚欲しい」(部分) 著作権代理:株式会社フランス著作権事務所 総合プロデューサー:平田オリザ 技術協力:大池容子(アゴラ企画) 制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
2019年1月18日[金] - 1月27日[日]
1月18日 (金) 19:30◆ 19日 (土) 13:00◆ 20日 (日) 13:00◆ 21日 (月) 13:00 22日 (火) 休演日 23日 (水) 休演日 24日 (木) 19:30 25日 (金) 19:30 26日 (土) 13:00 27日 (日) 13:00 受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
料金 予約 2500円 当日 2800円 ◆前半割引 予約2000円 当日 2500円 高校生以下 500円
*日時指定・全席自由・整理番号付 *未就学児童はご入場頂けません。
チケット 発売日 2018年12月1日(土)
チケット 取り扱い 青年団 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
https://komaba-agora.com/ticketsell/
会場 アトリエ春風舎 東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分 東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1 [google map] tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。 ※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
企画制作 ハチス企画/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 助成:
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会