稽古場を観劇する/第三回目10月23日(日)

November 14, 2016

 

『稽古場を観劇する』③

■稽古場の観劇を楽しむ、たった1つのコツ

 

リハーサル⇄対話からなる、〈 稽古場ーハチス企画 〉。

「対話」のシークエンスでは、演出家の蜂巣さんが断片的なイメージ、戯曲に対する解釈、

 

 

覚えている限りですが、次のような「投げかけ」がありました。

 

・「ゼロスタート(真空地帯)での出会い」

・それを前提にして、ディスコミュニケーションをとろう。

・桜は他の家族とは切り離された老婆だけの桜であってほしい。それはどこに行っても桜の木が追いかけてくる。

・普通の戯曲だと何かを考えている「・・・」

・何回目かのリハーサルのあとで(蜂巣さん、吹き出し)

 

 

こうした「対話」のシークエンスを繰り返しながら〈稽古場〉

 

 

〈稽古〉の終わりに、蜂巣さんからこんな話を聞きました。

 

まろん「今日の稽古は、作品全体の工程を10とすると、

 

蜂巣「2段目・・・かな。戯曲があるのは大前提として、

 

なるほど、と思いました。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

別役は「敵」ではないですが・・・戯曲から自由になるために、木に花咲く』に描かれていることを、それぞれの感性から読み解いて、〈稽古場〉に重ねていくような作業をしている、ということだと思います。完成のイメージへ向かって進んでいく、

キャンパスを前にして、(ある意味当てずっぽうに)

その色彩の濃度を高めていくのが、(パレットに色を増やす)

観客は少しずつ積み重ねられていく言葉を背にして、

これが、楽しい。

 

 

だから〈劇場〉作品と違って〈稽古場〉作品は、物語のクライマックス(完成)へと向かっていくというよりは、

例えば、今日僕が見たものは未完成な劇場作品というわけじゃなく、稽古場ー別役を読む俳優の意識を上演する〉という「木に花咲く」

ここがポイントです。稽古場に観劇に行く際に、是非押さえておきたい。

 

劇場で作品を見たときは、多分すでに充分に蓄積された「結果」

ところが〈稽古場〉は、その蓄積されていく「過程」

 

 

これで第一回の〈稽古場〉観劇レポートは終わりです。

 

〈稽古場〉の上演はまだ、はじまったばかり。

(これも〈稽古場〉上演の特徴ですが)一日では上演し切れず、〈

さあ、幕はあがりました。これからどうなっていくでしょうか・・

また、

 

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