November 6, 2018

2019年1月アトリエ春風舎にて、青年団内の若手自主企画として公演いたします。

今回扱うのはサミュエル・ベケットの『ハッピーな日々』。

翻訳は今年10月に出版されたばかりの新訳を使用します。ぜひ足をお運びください!

2019年1月18日[金] - 1月27日[日]

青年団若手自主企画vol.77 ハチス企画
ハッピーな日々


作:サミュエル・ベケット 翻訳:長島 確 演出:蜂巣もも


この物語に登場するウィニーは、50歳くらいの女。隣にいるウィリーは60歳くらい。だまし絵のような焼けた荒野のなかで、彼女は一幕目腰まで地面に埋まり、二幕目は首まで...

March 15, 2018

 去年12月に早稲田小劇場どらま館のショーケースで上演を行った『愛するとき死ぬとき』(作 フリッツ・カーター)の記録映像を公開いたします。

映像時間は30分です。ぜひご覧ください。

December 6, 2017

『愛するとき死ぬとき』撮影:takaramahaya(無断転載、利用はご遠慮ください)

どらま館ショーケース参加作品『愛するとき死ぬとき』が終了しました。

12月のお忙しい中見に来ていただいた方々、どらま館運営の方々、スタッフさんに誠に感謝しております。 

上演を通していろんな感想を拝見させていただき、ここで再度言葉にしたいと思うところを設定してみました。

◆一人の人物を四人が演じるというが、同じ人物には見えない

そうだと思います。

容姿も違うため、やはり一緒には見えないのではないでしょうか。

そもそも戯曲の「俺」とはどんな人物か考えてみると、非...

November 26, 2017

前回の投稿に引き続き、上演中出てくる東ドイツの背景についてメモしておきます。

〇東ドイツについて

ドイツが第二次大戦の降伏前(1945年2月)、アメリカ、イギリス、ソ連三首脳のヤルタ会議で戦後のドイツを、フランスを加えた4国で分割管理する基本方針が決定された。のち、8月にポツダム協定が成立し、完全な非ナチ化と民主化がなされるまでドイツの4ヵ国分断占領が確定する。

しかし西側の米英仏占領地域では自由主義経済を基本とする経済復興をめざし、ソ連占領地域では社会主義化をめざす措置がとられたため、東西の違いが問題化する。

1948年6月の西側の通貨革...

November 23, 2017

12月1日から早稲田小劇場どらま館で上演の『愛するとき死ぬとき』について、こちらで少し紹介しておきます。

☆あらすじ

この戯曲は3部構成になっています。

Aある青春/合唱 B古い映画/グループ Cある愛/二人の人間

Aは東西ドイツ統一前の東ベルリンにいる16歳から18歳の若者が、サッカー、ディスコ、クラス旅行や、女の子や酒の話などからめてモノローグ(一人語り)する形式です。

読むと空気感と一風変わった形式もわかりやすいので引用してみます。

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俺はマリオンとアーニャにはさまれて交通が遮断されたシュトラウスベルク広場に立っていたチャイカとタトラ...

October 27, 2017

ドイツ現代戯曲選30に収録された『愛するとき死ぬとき』という戯曲の内、初めの第一章目Aある青春/合唱のみの上演を早稲田小劇場どらま館にて行います。

東西ドイツにまだ壁があった頃のある若い男性のエピソードが日記のように、あるいは子守り歌のように綴られた本作。文体は句読点は一切なくセックスと暴力/喧嘩で彩られ、漠然とした枯渇をテーマにしたこの戯曲を4人の俳優を通して上演します。

『愛するとき死ぬとき』より、Aある青春/合唱

作:フリッツ・カーター

翻訳:浅井晶子

演出:蜂巣もも(グループ・野原/青年団演出部)

出演:小田原直也、串尾一輝(青年団)、...

September 7, 2017

最近は、まだ公開できない公演のために、少しずつ集まりを開始しています。

使いたい戯曲があるので、それにまつわるテーマを俳優や美術さんとともに削り出す作業です。その一部を少し公開してみます。

今回使いたい戯曲は男性がモノローグが基本で、子守歌のように自分の過去を晒していくような形式です。ちなみに句読点は全くありません。

過去についての話を読むと変な感覚になります。キザっぽいけど、自虐でまとまり、ふらふらとしているような感じです。

そのため、模造紙と色紙などを使って、こんなワークショップをしてみました。

 図工的なアプローチです。

工程は写真の通り...

August 19, 2017

ひっそりとお知らせしていた、勇魚み朗読会お試し版、無事に終了しました。

見に来てくださった方々、またカフェ イココチのオーナー藏下さんご夫婦に感謝申し上げます。

この朗読会を経て、いろんなことを試しました。

・朗読とは果たして面白いのか。

・俳優といかに付き合っていくか、それを上演のテーマ、根幹にも組み込むこと。

・あらゆるタイプの作品を読み、それぞれに適した時間を探る。

それぞれぼんやりと解答が出ましたが、これは一番大事だと思ったことは、一緒に上演した俳優が今回やったもの以外にも無数の可能性があることを感じた、と言ってくれたことです。これは今...

August 8, 2017

今年の1月のハチス企画『木に花咲く』上演から、俳優との作業についてもう一度根っこ部分の土台をきちんと考えたいと思い、朗読会を行うことにしました。お試し版。

今回の俳優さんは初めてご一緒する人たちです。

稽古の進め方から、一つ一つに対して慎重にやっています。自由に格闘出来るような枠を出してみて、俳優から出てくるものを見続けること。単純なことですが、今まですっ飛ばしていたことです。それを丁寧に重ねる。

私は前回の公演を通してなにが演劇なのか、なにから演劇が始まるのか、よく分からなくなりました。俳優と何が必要か対話をしても、私自身はどうやら全く...

January 25, 2017

演劇の上演をなるべく言葉にしたい。重要なことは稽古や思考の振り返りではなく、作品の言語化。

今回とくに私は感覚的に作ったため、上演に対しての言語化が拙かった。反芻する場にしたいと思う。

『木に花咲く』記録写真 撮影:吉原洋一 

<『木に花咲く』は一体なにを作りたかったのか>

”別役実”を演劇に立ち上げたかった。家族と老い、暴力はその次だった。

別役実が描く戯曲にはイヨネスコのように劇中に姿として現れることはないが、彼の時に冷たく、時に熱い眼差しが存在している。それは彼の書いたセリフの中から読み取れる。

たとえば、冒頭。

満開の桜が一本。その下にむ...

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